親族間共有名義の危険性 (めぐママ)

 

弟と共有で父のRCマンションを引き継ぐ

 

2004年に父が他界した際、

愛知県のRCマンションを弟と共有名義で引き継ぎました。

 

しかし、その物件は平成元年に建てられて以来

何も手入れされておらず、

郵便受けにはチラシが溢れ、

廊下の電球も点滅状態という「管理極悪状態」。

 

さらには、18㎡のワンルームという間取りと

3点ユニットに電気コンロという設備面の弱さから

「このままではマズイ」と素人の私でも感じるような代物でした。

 

 

早速、屋上防水・外壁補修を行い、

その後も弟と再生のための話し合いを進めましたが、

すぐに共有名義の難しさを感じるように...。

 

親族間では本音が現れる分だけ

メンテナンス費用やランニングコストで

意見が食い違う場面が増えてきたのです。

 

結局、私の持分を弟に売却しましたが、

自分の体験から、周囲の人には

親族間の共有名義についてオススメしない方針でいます。

 

 

 

■共有名義の土地活用はさらに困難

 

土地が兄弟姉妹同士の共有名義だと、

土地活用は極めて困難になります。

 

例えば、アパート・マンションで土地活用を考えたとき、

建築資金の調達のために敷地を担保として提供するのが通常です。

 

その際、兄弟との共有名義になっている土地に担保が設定されると

共有名義人である兄弟全員が連帯保証人になってしまいます。

 

 

誰でも借り入れという「リスク」は負わずに

「リターン」という恩恵だけを受けたいと思うもの。

 

自分ひとりを借り入れの名義にする場合も

それは同じです。

 

保証人になるのを嫌がる兄弟が一人いただけでも

工事を進めることはできません。

 

 

また、相続が代々続けば、

ネズミ算式に関係者が増えていくため、制約が増します。

 

さらに、兄弟の夫や嫁が入れ知恵をすることで

家族間だけならなんとかなるものが

どんどん複雑化していきます。

 

お金に目がくらんで人が変わってしまうようなケースも

珍しくないようです。

 

それらの要因を踏まえて、

収益物件では親族間の共有名義は

絶対に避けたほうがいいと私は思います。

 

※我が家は、母と長兄が、

他兄弟に不公平がないようしっかり配分した為、

相続問題は全く起こりませんでした。

 

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