近隣トラブル回避方法 (エミゾウ)

 

■トラブルは発生前に芽をつむ努力を

 

新築物件の建築の際には、

工事の騒音や資材を搬入するトラックなどに関して、

近隣から苦情が出るケースがあります。

 

近隣トラブルを防ぐには、

早い段階で問題の芽を摘むことが、基本中の基本です。

 

たとえば、窓の位置は気にしても

エアコンの室外機の場所や向きは軽視しがち。

 

そういう点を気にする方もいるので、想像力を膨らませて、

トラブルを未然に防ぎましょう。

 

また、小さなトラブルも面倒がらずに報告してもらえるよう

関係者同士、密に連絡を取り合うこと、

いざそういった事態が起きたとき、

対応できる能力のある業者を選んでおくことも重要といえます。

 

それでもトラブルが発生してしまったときは、

業者・工務店と同意進行で

建築指導課など公的機関に相談してください。

 

 

 

■相手を尊重する会話で敵対心をやわらげる

 

以前の勤め先で近隣住民から苦情を受けた際、

対処したときの方法をお伝えします。

 

新築マンションの工事だったのですが、

隣地にお住まいの方で、

約束の時間を5分でもオーバーして工事車両を駐車していれば、

即、怒りの電話をかけてくるような年配の男性がいました。

 

その後、私がその男性宅を訪問し、お詫びをしたのですが、

最終的にはいい関係を築くことができました。

 

その時に何をしたかというと、次のようなことを心がけました。

 

◆相手を尊重する会話を心がける

 

その町に長く住まれている方だったので

町の歴史などを教えていただく姿勢で接した。

 

◆相手が得意なことについて相談を持ちかける

 

この場合は、そのお宅の庭に植木が多かったので、

マンションにオススメの植栽についてアドバイスを求めた。

 

◆「近所で困ることはありませんか?」と聞き、役所にかけあって対策を講じてもらう。

 

具体的には、

男性から「ゴミ置き場が少ない」「大雨が降ると水があふれて困る」と聞いたため、

役所に相談したところ、

排水溝については歩車道境界ブロック(縁石)が

破損している箇所もあったため新設・補修してもらうことができ、

男性を喜ばせることができた。

 

※ゴミ収集所新設は町内会の同意がないと申請ができないとのことでした。

 

◆工事中の物件の中を見せて、「身内意識」を持ってもらう。

 

「中を見てみませんか?」と提案すると意外にのってくるもの。

何度か見ていただき、興味を持ってもらう。

相手が工事の進行を楽しんでくれるようになる頃にはクレームはなくなる。

 

 

近隣トラブル対策というと、お金がかかるイメージがありますが、

このようにまったくお金をかけなくても、

苦情を解消し、相手といい関係を築けることがあります。

 

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